多様化・高度化が進む乳房再建術ー京都府立医科大学 形成外科 素輪 善弘 医師
2021.5.19
多様化・高度化が進む乳房再建術。再建後も自分の身体を好きなままでいて欲しい
素輪善弘(そわよしひろ)
京都府立医科大学 形成外科 講師 診療科長
術式:
・自家組織(穿通枝皮弁 ドナーは腹部・大腿部、広背筋皮弁)
*広背筋皮弁は傷あとを目立たせないよう脇下の切開による術式(スカーレス広背筋皮弁法)
・インプラント
・脂肪注入
標準手術時間:
・自家組織 穿通枝皮弁(腹部・大腿部) 6~7時間、広背筋皮弁 1.5時間
・エキスパンダー挿入 1.5時間弱、インプラント入れ替え 1~1.5時間
標準入院日数:
・自家組織 広背筋皮弁 10日~2週間
穿通枝皮弁(腹部・大腿部) 約1週間
・エキスパンダー、インプラント入れ替え 1週間
乳頭・乳輪再建の時期:
・乳房再建手術の3か月後
連携病院:
・洛和会 丸太町病院:脂肪注入(土曜日)
・医療法人財団佐々木会 深江整形外科:乳頭・乳輪再建術(随時)
オンライン取材:2021年4月
掲載場所:エンパワリング ブレストキャンサー(E-BeC)
「再建医の声」欄 https://www.e-bec.com/archives/category/frontline/doctorsvoice
※E-BeCは「乳房再建手術」の正しい知識の普及と乳がん患者さんのQOL向上をめざして活動するNPO法人です。
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