【BCF2024】高齢者のための治療と生活
2025.1.7
「高齢者のための治療と生活」
高齢者のフレイル・サルコペニアについて
演者:仲里 朝周 ( 横浜市立市民病院 副病院長・血液内科長 )
概要:高齢化医療において、フレイル(虚弱)は大きな問題となっています。高齢者のフレイルは身体的フレイル、心理的フレイル、社会的フレイルの3つに分かれますが、今回の講演では身体的フレイルで最も問題となるサルコペニア(筋肉量の減少)についてお話をしたいと思います。サルコペニアは治療成績や予後にも影響を与えるため、栄養やリハビリテーションにより予防することが重要となります。
がん療養におけるリハビリテーションの重要性
演者:市川 雄大 ( 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 リハビリテーション部 )
概要:高齢社会を背景にがん患者さんへのリハビリテーションの重要性は高まっています。がん療養中はがんそのものや治療の影響で体力が低下します。リハビリは治療と並行して行い、体力の維持や改善、二次的問題を予防する目的で行われます。本講演はなぜリハビリが必要なのか、そして具体的になにをするのかをご紹介致します。
高齢者のがん治療選択~あなたはどうしたいですか~
演者(・司会):秋山 典子 ( 公立大学法人 横浜市立大学附属病院 看護部看護師・造血幹細胞移植コーディネーター )
概要:がん治療選択においては、自身の身体的・精神的・社会的状況が、想定されるその治療に耐えられるかどうかが一つのポイントとなります。日本では一般的に65歳以上が高齢者といわれていますが、実年齢からではなく、自分はどうしたいか、何が大切かという意味も含めて、家族とともに治療選択を行っていくことの大切さを考えたいと思います。
開催日:2024年11月30日(土)~12月1日(日)
オンデマンド配信:11月26日(火)~12月1日(日)
場所:オンライン開催
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
【血液がんフォーラム】
https://www.bloodcancerforum.jp/
キャンサーチャンネルのコンテンツについて
- このコンテンツに含まれる医療情報は、一般論であり、すべての人にあてはまるというものではありません。治療方針・方法などに関する判断については、主治医にご相談ください。
- このコンテンツは、特定の企業、特定の商品・サービスを推奨する広告ではありません。