【JCF2022】すい臓がん

2022.9.8

すい臓がん ~すい臓がんに対する最近の診断と治療

演者:奥坂 拓志(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科長)
司会:中川 圭(認定NPO法人乳がん患者友の会きらら 理事長)

概要:すい臓がんは最も難治ながんと言われていますが、世界中でさまざまな研究が行われており、すい臓がんに対する医療は進歩し続けています。本講演では最新の診断や治療をご紹介し、よりよい生活を送る方法を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

0:32:49
<Q&Aセッション> ※ 回答は動画でご確認ください。
Q1.79歳の患者さんのご家族からの質問です。膵がんに対して膵頭十二指腸切除術、その後にTS-1による術後補助療法を半年うけています。術後補助療法終了後約半年で腹膜再発したため、ゲムシタビン・アブラキサン併用療法を開始しました。開始後8か月が経過しますが、腫瘍マーカーが上がりつつあり、次回画像診断で次の治療へ移行する可能性があるかと思っています。
 TS-1半年で再発しているため、フルオロウラシル系抗がん剤はあまり効果が期待できない状況と想定されますが、今後の治療戦略について是非ご教授ください。なお、MSI検査を受けていますが、キイトルーダは適応外ということです。

Q2.肝転移あり、ステージⅣの患者家族です。主治医から緩和ケアへの移行を進められていますがPS0と患者の体調がよく、治療を継続したく、主治医変更を検討、セカンドオピニオンを受けていますが、転院先は見つかりません。転院先の探し方としてアドバイスあれば教えてください。

Q3.膵頭十二指腸切除術の合併症で、逆行性胆管炎を頻発している場合に、発症しないための工夫や、対処法についての情報があれば教えてください。

開催日:2022年8月6日(土)~7日(日)
場所:オンライン開催
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援:厚生労働省、東京都

【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp

このビデオをシェア:

Facebook Twitter

キャンサーチャンネルのコンテンツについて

  • このコンテンツに含まれる医療情報は、一般論であり、すべての人にあてはまるというものではありません。治療方針・方法などに関する判断については、主治医にご相談ください。
  • このコンテンツは、特定の企業、特定の商品・サービスを推奨する広告ではありません。
トップへ戻る