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【JCF2022】頭頸部がん
2022.9.1
頭頸部がん ~頭頸部がんの予防と早期発見
演者:丹生 健一 (神戸大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科頭頚部外科学分野 教授)
司会:柴田 敦巨 (株式会社猫舌堂 代表取締役社長)
概要:脳を除く頭から首(頭頸部)には視覚や聴覚、会話、呼吸、食事など様々な機能を司っている臓器が集まっています。困ったことに、頭頸部には舌がん、喉頭がん、咽頭がん、耳下腺がん、甲状腺がんなど多彩ながんが発生し、これらを総称して頭頸部がんと呼んでいます。進行がんでは、治療により会話や食事など毎日の生活に関わる機能に影響が出ることが多く、なにより予防と早期発見が重要です。歯や義歯の刺激、喫煙、飲酒、ヒト乳頭腫ウイルスなどの危険因子をできるだけ避け、長引く声嗄れやのどの痛み、首の腫れがあったら速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
0:34:43
<Q&Aセッション> ※ 回答は動画でご確認ください。
Q1.右側頬粘膜がん手術後、予防のため30回の放射線照射と1ヶ月のTS-1抗がん剤治療を併用しました。治療後約5年経ましたが、患部が瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)を起こして5mm位しか開口度がありません。現在、開口訓練と口腔ケアを一週間に一回行って開口度5mmを維持していますが、開口障害を治療する方法はありますか?
Q2.頸動脈小体腫瘍があります。また、遺伝子変異があることがわかっていますが、子供に遺伝子変異の検査を受けさせるべきかどうか迷っています。
Q3.予防という観点でHPVワクチンという話がありましたが、男性が自費で摂取することで、男性にも予防効果があると考えても良いでしょうか。
開催日:2022年8月6日(土)~7日(日)
場所:オンライン開催
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援:厚生労働省、東京都
【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp
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