【JCF2022】甲状腺がんの診断・治療アップデート

2022.9.1

甲状腺がんの診断・治療アップデート ~手術せずに経過観察する選択肢から遺伝子検査に基づく薬物療法まで

演者:杉谷 巌 (日本医科大学大学院医学研究科 内分泌外科学分野 大学院教授)
司会:多和田 奈津子 (一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン 理事)

概要:甲状腺がんには様々な種類がありますが、90%以上は乳頭がんです。その多くは予後良好で手術により完治し、一部には手術せずに経過観察できるものもあります。しかし、一部の乳頭がんやその他の種類の甲状腺がんの中には、予後の良くないものがあります。最近ではそのようなケースに、遺伝子検査に基づく薬物療法も行われるようになってきました。甲状腺がん全般について、最新の正しい知識をお伝えします。

0:33:20
<Q&Aセッション> ※ 回答は動画でご確認ください。
Q1.5年前に甲状腺乳頭がんで葉切除をしました。
 ホルモン補充はしていません。再発や転移が心配です。「再発転移するとしたらどこにしやすいか」「どのようなことに気を付けて生活すべきか」などあれば教えていただきたいです。
 また、経過観察を数年続けており、定期検査は1年に1度で良いと言われて、それほど間をあけて良いものでしょうか。

Q2.甲状腺乳頭がん疑いで穿刺吸引細胞診をしました。結果を聞きに行ったところはっきりとわからなかったとのことで、3か月後に再び行うこととなりました。待っている期間が不安で苦痛です。
 再検査をすぐに行ってもらえるよう依頼してもよいものでしょうか。

Q3.甲状腺がんで食べ物に気を付けないといけないことはありますでしょうか。

開催日:2022年8月6日(土)~7日(日)
場所:オンライン開催
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援:厚生労働省、東京都

【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp

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  • このコンテンツに含まれる医療情報は、一般論であり、すべての人にあてはまるというものではありません。治療方針・方法などに関する判断については、主治医にご相談ください。
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