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【JCF2026】がん治療の副作用を知る・伝える・工夫する
2026.9.8
Japan Cancer Forum 2026
がん治療の副作用を知る・伝える・工夫する
「副作用とどのように向き合うか」
演者:石木 寛人先生 (国立がん研究センター中央病院 緩和医療科 医長)
概要:がん治療には様々な副作用を伴います。様々な体の不調が治療のせいなのか、それとも病気のせいなのか、それともそれ以外なのか。原因がはっきりしないこともしばしばあります。原因が分かれば対処法も分かり、体調の改善や安心につながります。
この講演では、どのように副作用を知り、伝え、工夫するかについて考えます。
「抗がん剤治療による皮膚トラブルを乗り越える工夫」
演者:柳 朝子さん(国立がん研究センター中央病院 看護部 がん看護専門看護師)
概要:抗がん剤治療では、手足の痛み、発疹、乾燥、爪の変化など様々な皮膚トラブルが起こることがあります。症状によっては日常生活に影響を及ぼしますが、早めの対処やセルフケアによって悪化を防げる場合があります。本講演では、研究成果や実際のケアを交えながら、皮膚トラブルを乗り越える工夫についてわかりやすくお話しします。
司会:梅田 恵(株式会社緩和ケアパートナーズ・がん看護専門看護師)
当日寄せられたご質問に対して、先生方にご回答いただきました。
Q. 冷却治療について、大腸がんの抗がん剤治療中、冷凍庫または冷蔵庫に手を入れることができず、軍手を使っていました。かつ、温めるように指示もありました。この場合は、冷却治療は向いていないということでしょうか。
A. 抗がん剤の種類によって、冷却治療の効果が期待できるものとそうではないものがございます。大腸がんの抗がん剤治療も様々な薬剤を使用しますので、冷却治療が良いかどうかは担当の医師・看護師にお尋ねください。
Q. 人によるかもしれないが、差支えが無ければ、「オランザピン」などの薬はどのくらいの期間飲むのか教えていただきたいです。
A. 強い吐き気をきたす抗がん剤治療の悪心・嘔吐の予防目的の場合、オランザピンを抗がん剤投与日から5日間前後内服します。吐き気の強さや日数によりオランザピンの量や内服期間を調整することもあります。
Q. ご講演にて、皮膚障害が起きてからの対応では遅いというお話もありましたが、なぜ起きてからでは遅いのでしょうか。
A. 一つは皮膚障害は予防的ケアが有効な副作用で、予防的なケアをすることでそもそも副作用の発生を遅らせることが出来るため、事前に対応をした方がいいという意味合いです。
2つ目は皮膚障害の中には急激に起こる皮膚障害があって、起きたときにはすでにADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)が落ちてしまう可能性があるので、やはり予防が大切であるという意味合いです。
いづれも、もちろん起きてからの対処も非常に重要です。ですが、まずはそもそも起こることを予防しよう、起こったとしてもひどくならないように留めようということです。
開催日:2026年8月8日(土)~9日(日) オンデマンド配信2026年8月4日(火)~
場所:文京シビックセンター
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
共催:文京区
【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp/
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