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【Japan Cancer Forum 2021】肝臓がん
2021.9.13
肝臓がん:肝臓がんの手術治療と薬物療法
演者:竹村 信行 (国立国際医療研究センター病院 肝胆膵外科・ 医長・診療科長)
演者:池田 公史 (国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科・科長)
司会:馬場 和美(NPO法人キャンサーネットジャパン)
概要:
【原発性肝臓がんと転移性肝臓がんに対する手術治療】
肝臓がんには肝に最初にできる原発性肝がんと他の臓器のがんが肝に転移してできる転移性肝がんがあります。原発性肝がんに対しては、肝機能と進行度に応じた治療選択が、また転移性肝がんに対しては転移する元の臓器のがんの治療の延長線上に肝がんの治療があります。しかし、どちらも治癒に至る可能性が比較的高い治療が、肝臓の手術治療です。過去には肝臓の手術は出血量が多く合併症や死亡率も高い危険な手術でしたが、手術方法、器具、管理方法が進歩し比較的安全に手術ができるようになりました。一方で肝臓がんの手術後の再発率、がんによる死亡率は依然高いままです。近年、抗癌剤の発展とともに、抗癌剤で肝臓がんを制御した後の手術治療の成績も報告されています。原発、転移それぞれの肝臓がんの手術治療と進行がんに対する抗癌剤などを組み合わせた手術治療の可能性についてお話させて頂きます。
【肝細胞がんの薬物療法】肝細胞癌の薬物療法は、アテゾリズマブ+ベバシズマブ、ソラフェニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ラムシルマブ、カボザンチニブと6種類のレジメンが使用可能となっており、非常に複雑になっています。薬剤の特徴を十分に理解した上での治療選択が必要になります。
開催日:2021年8月21日(土)~22日(日)
場所:オンライン開催
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援:厚生労働省、東京都
【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp
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